【2022年最新】ヒラマサの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介

そもそもヒラマサってどんな魚?

この投稿をInstagramで見る

 

-

ヒラマサとは、日本列島以南の温暖な海域に生息している魚で、ブリ、カンパチとともに「ブリ御三家」と呼ばれています。
名前の由来は特徴的な平たい体と、中央にある黄色のラインをまっすぐな木目の柾目(まさめ)からきていて、それぞれの頭の文字をとったものです。

アジ科の最大種のヒラマサの成魚は体長1mで10kgほど、最大で2.5m、96.8kgまで成長することがわかっています。
この最大サイズのヒラマサは網で捕獲した記録のもので、釣りでの正式な世界記録のサイズは、外房のヒラマサキャスティングゲームで釣れた1.7m、49.5kgのヒラマサです。

そんなキャスティングゲームに初めて挑戦する方にもおすすめなルアーが、シマノから販売されている別注ヒラマサです。
ヒラマサはもちろんのこと、ブリやマグロ向けでもありますが、堤防などで釣れるシーバス釣りにも活躍できます。

ヒラマサの値段相場はいくら?

2021年豊洲市場でのヒラマサの平均卸売価格は667円/kgで、過去5年の推移とくらべると下降傾向です。
ヒラマサを含めたブリ属は天然と養殖どちらも流通があるため、両方の値段相場をご紹介します。

天然のヒラマサの値段相場

天然のヒラマサの値段相場はこちら。
・2kg~5kg(60cm~80cm) 1,000円~2,000円/kg
・5kg~8kg(80cm~90cm) 1,600円~2,400円/kg
10kg以上の値段のヒラマサがない中で2kg~8kgが多く販売しています。

通販での天然ヒラマサの一匹あたりの値段はこちら。
・3kg 10,000円
・5kg 12,500円
・8kg 18,500円
・10kg 33,500円
丸々一匹そのままで、希望があれば内臓やウロコの処理をして3枚におろし、カマやアラも一緒に冷蔵便で配送可能。
漁獲量が少ないヒラマサですが、年間を通して安定した値段で取り引きされ、旬以外の時期も味が落ちないため高値で販売されているのもうなずけます。
しかし漁獲量が少なくあまり流通しないので、身近なスーパーや魚屋ではなかなかお目にかかることはできません。

養殖のヒラマサの値段相場

養殖のヒラマサは通販とふるさと納税でお取り寄せできるものが多く取り扱いがありました。
通販の養殖ヒラマサの値段
・1匹 4kg〜5kg 10,000円〜17,000円
・半身 2kg〜2.5kg 2,500円〜4,000円

ふるさと納税の値段
・2kg~3kg 24,000円~30,000円
・3kg~4kg 28,000円~32,000円
養殖業が盛んな大分県や長崎県で取り扱いがありました。

養殖のヒラマサは淡白でコリコリ食感の天然ヒラマサよりも脂が多く、身質も少しやわらかいためより美味しく感じる人もいます。
天然と養殖のヒラマサの味わいの違いをぜひお試しください。

ヒラマサの旬の時期はいつ?

ヒラマサの旬は春から初秋で、夏に旬をむかえる白身魚が少ないのでこの時期のヒラマサは料理人さんに重宝されています。
産卵期前になると、産卵に向けた体力づくりのために浅場にやってきて、エサをよく食べるため釣り人にとっては絶好のシーズンです。
この時期の外房エリアでは20kgオーバー、さらに30㎏オーバーのヒラマサが釣れる報告があります。

ヒラマサの漁獲量は、スーパーでよく見かけるブリの10分の1ほどですので、店頭でみかけることはほぼありません。
また、年間を通して味が落ちないため美味しく食べることができる貴重な魚で、旬以外の時期も安定した値段で取引されています。

ヒラマサはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

ヒラマサをより美味しく食べることができる調理方法とあわせて、外食の値段もご紹介します。

白い鉄火巻き

この投稿をInstagramで見る

 

-

ヒラマサは、熟成させるとコリコリとした硬い身がやわらかい食感になり、さっぱりとした淡白な味わいにプラスしてさらに旨味を感じることができます。
その旨味や食感を存分に味わうために、まずはお刺身やお寿司で食べるのがおすすめです。

九州で漁獲が多いヒラマサは、とくに長崎県で「白い鉄火巻き」として食べられています。
長崎県の人にとってやわらかいマグロの食感より、コリコリとしたヒラマサのほうが親しみがあるため、鉄火巻き=ヒラマサ(ほかにもハマチなどの白身魚)がメジャーなようですよ。

白い鉄火巻きの料金は200円~1,000円ほどで食べることができます。
長崎県では白い鉄火巻きを回転ずし屋でも食べることが可能で、ほかには高級な寿司専門店でも取り扱いがあるようです。
ぜひヒラマサの地元長崎県で、マグロではない鉄火巻きを堪能してみましょう。

銀ヒラスの西京焼き

この投稿をInstagramで見る

 

-

ヒラマサの切り身を西京漬けして焼いて食べる、西京焼きのご紹介。
ちなみにヒラスとはヒラマサの別の呼び方で、関西、九州地方、高知県でよくつかわれています。

西京焼きとは、京都生まれの甘さが特徴の西京味噌を使った味噌床に、魚の切り身を漬け込んで焼いた京都の伝統料理です。
一般的な塩辛いお味噌ではなく甘めな西京味噌を使っているため、魚本来の味を損なわず漬け込むことができ、ヒラマサの味を楽しみながら西京味噌の風味を堪能できます。
銀ヒラスの西京焼きを食べることができる料金は、1,000円ほどです。

西京焼きはご飯との相性がバツグンですので定食で扱われていることが多く、ほかには居酒屋の串焼きの一品で販売していることも。
その場合は1本200円ほどとお手頃な値段で食べることができます。
ぜひ西京焼きのヒラマサを白ご飯やお酒とともに楽しんでみてください。

ヒラマサの値段についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもヒラマサってどんな魚?
  • ヒラマサの値段相場はいくら?
  • ヒラマサの旬の時期はいつ?
  • ヒラマサはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

サカマでは、魚に関する様々な情報をご紹介しております。
よろしければ、ぜひ他の記事もご覧ください!
[widget id="custom_html-2"]

新鮮な鮮魚が手軽に買える、サカマアプリ

blank

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事