【2022年最新】マダイの値段相場はどれくらい?旬の時期・人気の調理方法もご紹介

そもそもマダイってどんな魚?

鯛といえばタイ科のマダイ・チダイ・キダイの3種をさすということはご存じでしょうか?

その中でもマダイとは鯛だといわれるほど、マダイは古くから知られる高級魚です。

マダイはその紅白の色や「めでたい」の語呂合わせから縁起のいい魚として人気があります。

北は北海道から南は沖縄まで広い地域で生息しているので、産卵期が地域によって違うのが特徴です。

マダイの成長は南へ移るほど早く、鹿児島県では1月~3月にかけて産卵期なのに対し、青森県になると5月~6月が産卵期です。

生息域が広いことで、マダイは地域によって呼び方も違い、その中でも兵庫県の明石鯛、徳島県の鳴門鯛などが有名です。

マダイの値段相場はいくら?

マダイには天然ものと養殖ものがあります。

現在の日本の漁獲量は天然物が2割、養殖ものが8割で、普段スーパーなどで目にしているマダイのほとんどは養殖ものといっても過言ではありません。

マダイは、サイズが大きければ大きいほど価格が上がると思われがちですが、40cm~55cmで3キログラムくらいまでのものが一番高級とされ、60cm以上で5キログラムを超えるようなに大物になると味が落ちることから、価格は下がっていきます。

天然のマダイの値段相場

2022年6月豊洲市場での天然のマダイの平均卸価格は1キロあたり775円でした。

例年、正月の料理に使われることなどから1月が最高値で最安値の5月に比べると8割ほど高く、1年を通して値段の幅があります。

時期によっても違いますが、スーパーだったら20cm以下の小さいもので1,000円~2000円、30cm以上のある程度の大きさのものであれば、5,000円~8,000円で売られています。

ちなみに、旬の時期になると、2キログラム13,000円と大変高額なものも見られます。

天然のマダイは獲り方でも価格の高さが変わります。

同じ大きさのものでも、獲れたその場でショック死させられた「野じめ」のマダイよりも、活きたまま陸へ持ち帰ったあと血抜きをする「活けじめ」されたマダイのほうが超高級魚として扱われます。

養殖のマダイの値段相場

養殖のマダイは2021年に比べ、価格が上がっています。

2022年6月豊洲市場での平均卸値は1キロあたり940円で天然のマダイより高くなっています。

天然のマダイと養殖のマダイは明らかに価格に差がなくなって逆転現象も起き始めています。

味に関しては近年では養殖の技術が進み、味では見分けがつかないほどほとんど差がありません。

マダイの旬の時期はいつ?

マダイの旬は3月~6月、9月~11月の2回訪れます。

それぞれ呼び名も違い、春頃のマダイを「桜鯛」、秋頃のマダイを「紅葉鯛」と呼びます。

「桜鯛」は産卵期が近いので、白子や卵が大変おいしいかわりに身の味は少々落ちます。

一方「紅葉鯛」は産卵を終え、たくさんエサを食べて太ってきているので、身に脂がのっておいしいです。

特に、天然のマダイは11月から冬にかけてどんどん値段が上がっていくので、桜鯛と紅葉鯛ではやや紅葉鯛のほうが高価といえるでしょう。

値段のことも考えながら旬のマダイを手に入れたいですね。

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マダイはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

 

マダイというとやはり日本食で高級なイメージですが、最近ではコンビニなどで商品化され、気軽に味わえるようになってきました。

セブンイレブンの「香ばしく焼き上げた真鯛の藻塩焼」やモスバーガーが期間限定で販売した「日本の生産地応援バーガー真鯛カツ<愛媛県愛南町>」はその例です。

刺身

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ひとことで刺身といっても、大きさによってマダイにはいくつかの食べ方があります。

・お造り
比較的大きなマダイはお造りにしましょう。硬い皮をしっかりと取ります。

かめばかむほどしっかりとした甘みが引き立ちます。

・霜皮造り
小型のものは身が筋肉だけでうまみが薄いので、皮を残したまま刺身にします。

皮と身の間の脂が残るので、甘みが出ます。

・焼霜造り
小型~やや中型のものは、晩秋の時期以外ではうまみが少ないです。

皮をあぶって香ばしさをプラスして味わいましょう。

ちなみに、外食店でマダイの刺身の料金は1,000円~2,000円ほどです。

寿司

寿司といえば、やはり家庭より寿司店にいって食べることのほうが多いのではないでしょうか?

マダイの寿司ネタは身を酢でしめたものや炙り、湯引きなどさまざまな調理方法があります。

寿司店ではその時の時価になっているので、相場というのは難しいですが、旬の時期になると、回転ずしで期間限定商品が出されたりします。

こちらなら料金が300円くらいからとかなりお手頃なので食べに行きやすいですね。

最後に、マダイは高級なだけでなく、「腐っても鯛」といわれるほどマダイは鮮度が落ちても味が変わりにくいのが特徴です。
かといって、まったく腐らないというわけではないので、新鮮なうちに調理して、おいしく味わうようにしましょう。

マダイの値段についてまとめ

いかがでしたでしょうか?
今回、サカマでは以下のトピックについてご紹介してきました。

  • そもそもマダイってどんな魚?
  • マダイの値段相場はいくら?
  • マダイの旬の時期はいつ?
  • マダイはどのような調理方法で楽しむことができる?外食の値段は?

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