ヒメジ(季節の魚)

桃色の華奢な姿が「遊女魚」、「姫魚」と艶な名前で呼ばれます。
また二本のヒゲが特徴で、このヒゲで砂地の中の餌となる小型甲殻類を探し当てます。

欧州ではルジェー(赤い色合い)と呼ばれる高級魚で、ムニエルなどに使われます。
古代ローマ時代の話では、「(南地中海で捕れた)ヒメジは1ケースで奴隷一人分、と言われるほど高価だった」そうです。

しかし、ヒあまりピンとこないので、奴隷の値段について、ちょっと調べてみました。
奴隷の価値は、時代や場所によって変わるので、はっきりいくらと言うことはできませんので、
あくまでも参考程度ですが、わかりやすかったのは、牛1頭より高くて馬1頭よりは安い、というたとえです。
ヒメジは、それほどの高級魚で、当時は皇帝の宴席に登場するような、特別な食材だったという訳です。
とにかくローマ時代から高級魚として人気があったヒメジですが、砂場のヒメジより岩場のヒメジのほうが美味しい、というのも、イタリアではよく言われているそうです。

このヒメジ、関東にはあまり出回っていませんが、産地では美味しい魚として様々な料理に使われています。
沢山獲れたときは練り物の材料に使用されています。

最近は首都圏でも天ぷらで使用したりと新たな用途が生み出されています。
身は脂が少ないさっぱりした旨さで、皮に甘みがあり、独特な味わいが楽しめます。

画像出典元:http://blog.livedoor.jp/zazpi/archives/33567.html

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