今日の魚 キジハタ


北陸では「ナメラ」の名前で呼ばれているキジハタです。
魚体に雉のような朱色の斑点が無数についていることが名前の由来です。
関西では「あこう」と呼ばれており、特に夏に重宝されて「冬のふぐ、夏のあこう」と言われるほどです。
津軽海峡から九州南岸の太平洋と広い範囲に生息しておりますが、水揚量はとても少なく、市中の鮮魚店やスーパーマーケットにはまず出回りません。
元々西日本で高級魚として珍重されていましたが、今は東日本でも高級魚として高い浜値で取引されています。
基本的にハタ類は暖かい海を好み、冬の冷たい海は生息することが難しいですが、キジハタのみ冷たい海水の環境下でも生息することができるのです。
高級食材として大変珍重されているキジハタの身は桃色がかった美しい白身で、冬場に水揚げされたキジハタは身に適度な脂が存在するため濃厚な味わいが楽しめます。
上品でコクが深い旨味の身は適度に締まっており、とても心地よい食感、またアラからは上品な味わいの出汁が取ることができます。
ふぐの様に薄切りのお造り刺身、香港料理でお馴染みの蒸し魚、鍋やブイヤベース、味噌汁などの汁物、煮付け、唐揚げなど様々なお料理でキジハタの持つ旨みを堪能しましょう。
画像出典元:http://blogs.yahoo.co.jp/greenmocomoco/66881713.html

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