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先日テレビの「秘密のケンミンショー」で放映されたのですが、大変興味を持ちました。青森は下北半島の漁師さんが開発した漁師めしです。下北半島では冬の定番料理になっているようです。今回の漁師めしはドウグ鍋、具材は「タコ」です。

青森県下北地方風間浦村の漁師めしは、「タコのドウグ」を食べるということでした。津軽の海ではタコが豊富に水揚げされるそうです。そのタコの内臓だけ取りだして、漁師さんたちは生で刺身として食べたり、今回のなべ料理として食べるようになったそうです。

「ドウグ」とはタコが生きるために必要である内臓を昔から「タコの道具」と呼んでいました。その種類は、腸・白子・卵巣・精きょう・胃・肺・心臓などいわゆるホルモンと呼ばれるものです。内臓は傷みが早く、殆ど生で市場に出ることはないのです。

「ドウグ鍋」は土鍋にネギや豆腐を入れて、味噌仕立てで一煮立ちさせたところへ、タコの生の内臓を入れます。触感は白子のふわふわ感あり、胃や心臓のコリコリ感、その他ムニュムニュ・グチャグチャの触感が味わえるそうです。現地の人に言わせるとまさに知らない世界観があるそうですよ。

タコの内臓は捨てるところがないらしく、栄養素も高たんぱくで低脂肪ということですから、肥満など気にせずに食べられるのがうれしいですね。ダイエット料理には最適ですね。

タコの内臓はお刺身としてもおいしいということです。わさび醤油でドウグの刺身を食べながら一杯やるのもうれしいですね。その他天麩羅やから揚げ、サラダにしてもドウグのうまさが味わえるようです。

タコやイカには人間の細胞を作ったり再生させるインスリンの成分が含まれています。感染症の予防にもなる亜鉛も含まれているため、高血糖値の人にはお勧めの食材です。

青森県ではこのようにしてドウグ(内臓)をおいしく食べる工夫を凝らしていますが、瀬戸内海の明石ダコでは内臓の話を聞いたことがありません。明石もマダコが獲れて有名な漁場です。関西ではタコの内臓料理を耳にしません。多分スーパーマーケットにも並んでいないと思います。

しかし通信販売を調べて驚きました。なんとタコの内臓(ホルモン)としてずらりラインアップされているではありませんか。よく見ると北海道の魚介販売店1社の扱いのようです。そして生ではなくボイルされた冷凍ものでした。テレビの影響を見込んでのことかもしれませんが・・・。

家庭では小さなタコは内臓が詰まったまま食べることも多いようです。すると青森のタコの道具はどうして取り出さねばならないのでしょう。内臓を食べるタコはもっと大きいのでしょうか。それとも干しダコなどにするために内臓を取り出したのでしょうか。

いずれにしても青森発の漁師めしではありますが、まだまだ知名度は低いと思われます。ケンミンショーが引き金となって、広く全国で味わえるようになれば嬉しいですね。

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